中国お茶紀行/野生菌

お茶を巡る旅。 夏休みに、中国南西部(成都、桂林、昆明)を訪ねました。写真(↑)は霊山・峨嵋山(がびざん)の白茶。「しろちゃ」や「ぱいちゃ」などと呼び福建省が有名です。丁寧に手摘みされた一番茶の芯芽だけを集めた貴重なお茶で、写真ではわかりませんが、芯芽全体が産毛に覆われ、白っぽく見えます。日本茶の茶葉も、若葉や芽に産毛が生…

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7月レッスンご報告&再レッスンご案内/夏休み(7/30〜8/6)

先週(7/18、20)は7月レッスンを開催しました。 三度の食事で何かしらの穀類やそのお茶を飲む機会があるにもかかわらず、ムギについてコメについてあまり知らない方も多いのではないでしょうか。夏の定番、冷えた「麦茶」。香ばしく飲みやすい麦茶は夏季に限定されず、"ノンカフェイン・ティ”として、年を通じて口にする機会が多いです。…

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麦の香り/不意打ち

麦穂(ばくすい)を象ったパン「エピ」。 今週は明日(7/18)と土曜日(7/20)にハーブとアロマの7月レッスンを開催。「世界のハーブを巡る旅・Ⅲ」では身近なのに意外と知らない穀類についてお話します。また、「ベーカリーサイエンス(パンの科学)」、ⅠやⅡでは主材についてお話しましたが、Ⅲでは副材の紹介と、それらのパンにおける…

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末摘花/今週(7/18、20)はレッスン

山形県天童市の紅花まつりに行きました。 県花であるベニバナ(キク科/学名:Carthamus tinctorius)。原産地はエチオピアや中近東ともいわれ、日本への伝来は5-6世紀頃。花弁に水溶性の黄色素サフロールイエロー(safflor yellow)と脂溶性の紅色素カルタミン(carthamin)を含み、古来、染料や着…

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miraculous berry/夏越を迎え

ミラクルフルーツ。 学名をSynsepalum dulcificum。西アフリカ原産のアカテツ科の果物で、赤い皮を剥き、果肉部分を舌の上でしばらく転がすようにしてから酸っぱいものを食べると、その味が甘く感じられるそうです。口の中で甘さが持続する時間には個人差があり、30分から2時間ほどの範囲。スーパーの青果コーナーで見つけ…
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初めての.../こころのたけ

銘「丹穂ひ」。 先日「世界にひとつだけの茶杓(ちゃしゃく)作り」というワークショップに参加、初めて自らの手で茶杓を作る機会がありました。茶杓とは、茶の湯において欠かすことのできない大切な道具のひとつで、抹茶をすくう匙のこと。茶杓の素材のほとんどが竹ですが、木地や金属、象牙、陶器、塗物、べっ甲があり、その形にも「珠徳形」や「…
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梅雨を行く/6月レッスンご報告

潦(にわ-たず-み)。 ニハは「俄か」、タヅは「夕立」の立、ミは「水」のこと。「雨が降って地上にたまり、流れる水」の意味。雨降りの水たまり、それが溢れ、こぼれ出る光景。早いもので6月も下旬、あと10日ほどで2019年も後半に入ります。そこへ、気ばかり焦りながらも、ちっとも準備が進んでいない“サロン10周年”企画。9月半ばに…
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美波/来週(6/13、15)はレッスン

関東地方も、いよいよ梅雨入り。 空色はどんより。洗濯物は乾きにくいし、髪型は決まらない。蒸しているのに肌寒くて、服選びも迷いがち。空模様に左右されて気分もいまいち... そんなときにありがたい差し入れ。優しいオレンジ色は庭でとれたというバラ科の枇杷(学名:Eriobotrya japonica)の実。そしてまた、その実を模…
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ボルネオ産、3精油/撒菱

いよいよ開栓。 左から、キュウリ、トウガラシ、ベイリーフの精油。以前にボルネオ島で見つけて購入。ディスプレイ用に未開栓のままでしたが、恐る恐る(笑)栓を開きました。その際、居合わせたレッスンの生徒さんにも香りを試していただくことに。精油名は伝えず精油を手渡すと、「何この精油、いい香り! 控えめな甘さ。 ...エッ(驚) キ…
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5月レッスンご報告/「薫」と「芳」

先週(5/16、18)はアロマとハーブ5月を開催しました。 前回のブログに書きましたが、今月のレクチャーテーマは「香り、古今東西」〔夏編〕。島国・日本が大陸文化と出会い、模倣し、その後、独自の香り文化を築いていく、“香り文化黎明期”に焦点を当ててお話しました。実習テーマは「荷葉/kayou」。荷葉とはハス。その花や葉の形、…
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今週はレッスン(5/16、18)/柿花落

オードトワレ「荷葉/kayou」。 今週はアロマとハーブ5月レッスンを16日・木曜と、18日・土曜に開催しています。今月は和洋さまざまな香料や、調香を学ぶレッスン「香り、古今東西」〔夏編〕。2月の〔春編〕で、神代の香り、奈良時代に編纂された書物に登場する香りの記述を追い、大陸から仏教とともに伝来したであろう香木について話し…
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チューリップを探して.../綿花のはちみつ

ずっと謎だったこと。 こちらのアンティークタイルを見せてもらった日のことを、よく覚えています。「チューリップだよ」と手渡され、貴重なものに触れる喜びや感謝を示すよりも先に、“なぜチューリップがスズランみたいに頭を垂れるのだろう”と不思議に思ったのでした。気の利いた感嘆を発するよりも、怪訝そうな顔をしたかもしれず、そのことを…
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4月レッスンご報告/平成最後のブログ

4月20日(土)と4月25日(木)にアロマとハーブ4月レッスンを開催しました。 「世界のハーブを巡る旅Ⅱ」では、まずツバキ科のチャノキ(学名:Camellia sinensis)にまつわる最古の記述から紐解き、原木がどこにあるのか、また中国茶や喫茶文化がどのように世界に広まったのかなどお話しました。日本で“お茶”といえば緑…
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宜なるかな.../今週・来週(4/20、25)はレッスン

まだまだ小さくて青いウメの実。 満開だったサクラの花弁も諸方へ旅立ち、明るい新緑が目につくようになりました。4月も下旬へ。前半は、しまいかけたダウンコートを取り出して着ることがありましたが、ここに至り、冬服でも素材や色を軽め・明るめを選んだり、春夏用の小物や服を一部、出してみたり。いかにも厚めの冬服は洗濯を始めたり... …
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和佐比/ななや藤枝店

何の花でしょう? アブラナ科の山葵(わさび/学名:Eutrema japonica)の花。先週のブログでカタクリについて書きましたが、同じ時期に訪ねたのがワサビ栽培発祥の地・葵区の有東木(うとうぎ)。ワサビの花期真っ只中でした。日本のワサビ産地は静岡のほか、岩手、島根、長野、奈良、山梨。東京も奥多摩の方で栽培されています。…
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春の妖精/3月レッスン、1月再レッスンご報告

無数の... 写真ではわかりづらいですが、斜面のあちこちに見られる薄紫色はユリ科の片栗(かたくり)(学名:Erythronium japonicum Decne.)。片栗粉とは地下茎から製した白い澱粉のこと。茶所で知られる静岡県島田市牧之原にある、牧之原公園斜面に群生するカタクリは市の天然記念物。昨年訪れた際は花に出会えず…
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春本番/3月レッスンご報告&ご案内

「花衣(はなごろも)」。 洗足にある和菓子司・太市さんのお菓子。東京では本日“桜満開”が報じられました。偶然通りかかった目黒川沿い。車窓から、うっとりするような景色を眺めつつ移動。今日は都内あちこちで、白く烟るような桜景色を見かけました。花衣とは「桜襲(さくらがさね/諸説あり、表は白、裏は花色)の衣服」や、「花見に着る晴れ…
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天使の散歩道/日本最古のオリーブ

交差する波。 よく見る景色なのでしょうか? それとも、珍しいのでしょうか? 少なくとも、私にとっては後者です。初めて見た水の動き、かもしれません(過去に見ているのに覚えていないだけ?)。突然ながら、週末、香川県・小豆島(しょうどしま)を訪ねました。日中の最高気温13度と、風も強くまだ肌寒い季節。うわさには聞いていた「エンジ…
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言葉から言葉へ/スイーツみたいな...

確定申告、お済みでしょうか? 言葉の森、あるいは言葉の花畑にさまような感覚。言葉を探して言葉を集めて。蝶のように蜜蜂のように、言葉から言葉へ飛び回る感じが新鮮でした。横浜美術館で2月23日から始まっている最果タヒ(さいはてたひ)さんの詩の展示「氷になる直前の、氷点下の水は、蝶になる直前の、さなぎの中は、詩になる直前の、横浜…
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2月終え、そして3月/レッスン日の変更(5月)

カバンの中から見上げる空。 写真を撮ったつもりはなかったけれど、トートバッグに無造作に入れた携帯で、いつの間にか写真を撮っていました。雨の日の合間の春空。いつになく慌ただしい2月を終え、そして3月を迎えています。芽吹きを感じたくて、光を浴びたくて、緑に触れたくて、大好きな場所を訪ねました。椅子に腰かけぼんやりしていたところ…
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